今回は『花散里(はなちるさと)/源氏物語』として
1、【花散里】ってどんな人・性格?
2、【花散里】と【光源氏】の関係は?
の2つを中心に、”わかりやすく・簡単に” まとめていきます。
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花散里/源氏物語/どんな人・性格だった?
【花散里】ってどんな人・性格?
まずは『【花散里】ってどんな人・性格?』から。
簡単に「花散里」の人柄をまとめると
「花散里」まとめ | |
家系は? | 「桐壺帝(源氏の父)」の妻の妹 |
年齢は? | ?歳(年齢不詳;「源氏」と同世代ではある) |
性格は? | おしとやか・優しい・心が和む・頼りになる |
容姿は? | 地味だが美しい |
夫は? | 源氏 |
(実の)子供は? | いない |
源氏との関係は? | 妻 |
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「花散里」をひとことで表現すると
やさしい聖母のような女性
です。
「花散里」は
「源氏」が最も信頼を寄せた女性
であり
「源氏」最大の親友
でもありました。
「源氏物語」において、「花散里」の
ドラマチックな話は描かれていない
ので
地味なキャラ
と認識されがちですが
1、「源氏」の恋の疲れを癒す
2、「源氏」の相談に乗る
3、「源氏」の長男(夕霧)の教育係となる
4、「源氏」の他の妻からも頼られる
など
「源氏物語」を裏で支えるお姉さん(母親?)
といったイメージですね。
「源氏」自身も
気がつけば一緒にいたいと感じる
ほどに
「花散里」はいて当たり前の存在
であり、また
いなくてはならない存在
となっていました。
ではもう少し「花散里」について理解を深めるためにも、「花散里」と「源氏」の関係について深くみていきましょう!
以上、「【花散里】ってどんな人・性格?」でした。
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【花散里】と【光源氏】の関係は?
続いては『【花散里】と【光源氏】の関係は?』です。
まずは簡単に2人の関係をまとめておきます。
【花散里】と【光源氏】の関係 | |
出逢いは? | 「源氏」25歳のとき |
「花散里」にとっての「源氏」は? | 一緒にいられるだけでうれしい存在 |
「源氏」にとっての「花散里」は? | 頼りになって一緒にいても疲れない存在 |
「花散里」が教育係となったのは? | 「夕霧(ゆうぎり)」、その娘「三の君」、「玉鬘(たまかずら)」など |
「花散里」と「源氏」の出逢いに
”ドラマチックな展開” も ”恋の駆け引き” もありません。
ただ「源氏」は
恋と仕事で疲れた心を癒すように
自然と「花散里」のもとに通うようになっていきました。
「源氏」25歳と言えば、まさに
「恋」も「仕事」も問題だらけのとき
です。
「源氏」が22~25歳までの間に
愛人「六条御息所」 VS 正妻「葵の上」 による祭りでの争い
「葵の上」が長男「夕霧」を出産するが、「六条御息所」に呪い殺される
父「桐壺帝」が死去
義母「藤壺」が出家
兄「朱雀帝」の妻(朧月夜)との不倫がバレれ大問題に
と
激動の数年を送っているとき
に知り合ったのが
すべてを包み込んでくれる「花散里」
だったのです。
「源氏」が惹かれるのも無理はありません。
「花散里」と「源氏」は
最初こそ男女の関係を何度も持っています
が
晩年はただ一緒にいるだけのおしどり夫婦
になっていきます。
「源氏」の信頼は大変あつく
長男「夕霧」
孫「三の君」
養女「玉鬘」
の世話を一手に任せるほどでした。
まさに「源氏」を裏から支えてくれた聖母といった感じですね。
以上、「【花散里】と【源氏】の関係」について簡単にまとめました。
これにて『花散里/源氏物語ーどんな人・性格だった?【3分まとめ】』は終わりです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>