蜻蛉日記【あらすじ・現代語訳・簡単な要約・読書感想文・解説】

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今回は『蜻蛉日記(かげろうにっき)のあらすじ・現代語訳・簡単な要約・読書感想文・解説』として、

2分ほどで読めるように ”簡単・わかりやすく” まとめていくので、ぜひ ”浮気性の夫に悩む女心” をお楽しみください!

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蜻蛉日記を2分で!【あらすじ・現代語訳・簡単な要約・読書感想文・解説】

蜻蛉日記【あらすじ・現代語訳・簡単な要約・読書感想文・解説】

 

さっそく「蜻蛉日記の【あらすじ・現代語訳・簡単な要約・読書感想文・解説】」スタート!

 

蜻蛉日記【あらすじ・現代語訳・簡単な要約】

・ 高貴な男と結婚した私の生活を正直に記せば、めずらしく思われることでしょう

・ 「私」は19歳の時に、「藤原兼家(かねいえ)」から求婚された

・ 彼にはすでに正妻がおり、私自身もそれほど乗り気ではなかったが、彼の熱烈なアプローチに折れ、最終的には結婚することになった

 人知れず いまやいまやと 待つほどに かへりこぬこそ わびしかりけれ(※ 兼家の歌)

(あなたからの返事を 今か今かと待っているのに 返事がいっこうに来ず 私は寂しい思いをしています)

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・ すぐに私たちの間には2人の子供が生まれ、始めのうちは夫も私のもとへ足繁く通ってくれた

・ ところが、しばらくすると夫は別の女にご執着のようである

 うたがわし ほかに渡せる ふみ見れば ここやとだえに ならむとすらむ

(ほかの女性への手紙をみてしまうと 私のところに通う足は 途絶えてしまうのかしら)

・ 3日ほど私を放っておいたかと思うと、平然と私を試しただけだなどとウソぶくありさまである

・ ある朝、夫が門をたたく音があったが、私はもううんざりして無視してやった

・ そうしたら思った通り、夫は別の女のところに行ってしまった

・ 翌朝、私は枯れかけた菊に和歌を挿して夫に送った

 なげきつつ ひとり寝(ぬ)る夜の あくるまは いかに久しき ものとかは知る

(あなたが来ずに嘆き続け 一人で寝る夜が明けるまでが どれほど長く悲しいものか あなたは知っていますか?;扉を開くことすら待てないあなたでは お分りにならないでしょうね。)

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・ やがて、夫が通っていた女が身ごもり出産するという

・ 夫とその女が、自宅の前を平然と通り過ぎていくことがあり、私をバカにしているとしか思えない

・ 女が無事に子供を産むと、ようやく夫は何気ない顔で私の前に現れた

・ 私はたびたび夫を追い返したが、夫にはまったく懲りた様子がない

・ もういっそ私のもとへ来なくてもいいのにと、長いこともやもやしていたが、あの女の子供が死んだと聞いてやっと心が落ち着いたのである

・ しばらくして、私は夫の家に住むことになった

・ しかし夫は今だに懲りずに、別の女のもとにばかり通っている

 三十日(みそか) 三十夜(みそよ)は わがもとに

(毎晩毎晩、私のところに来てほしい)

・ 私も次第に年を取っていく

・ もうかつての美貌は薄れ始め、夫に愛想をつかされても仕方がないのかもしれない

 

以上、「蜻蛉日記の【あらすじ・現代語訳・簡単な要約】」でした!

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蜻蛉日記【読書感想文・解説】

 

ここからは、ごく簡単に「蜻蛉日記【読書感想文・解説】」についてまとめておきます

 

「蜻蛉日記」は読んでいただいたように

一夫多妻の平安時代に、浮気性の夫をもった女性の赤裸々な日記

日本最古の "女流" 日記文学

(※ 土佐日記が最初の仮名日記文学ですが、作者は ”男性” です)

でもあります。

 

作者は「右大将道綱母(うだいしょうみちつなのはは)」で、その頃の ”3大美人” のひとりに数えられていたほどの美貌の持ち主でした。

 

彼女はけっして生まれつき身分が高かったわけではありませんが、

持ち前の美しさと、和歌の高い才能によって「藤原兼家」にみそめられ、一気に高貴な身分となりました。

 

「藤原兼家」は藤原家の繁栄に大きく貢献した人物なので、学校の授業で習ったことを覚えている方も多いかもしれませんね。

 

ただし、一見華やかにみえる作者も、実際の生活では、夫の浮気に嫉するなどいつも不満を抱えていたようです

 

「夫が家に来たけれども、嫉妬心からしばらく無視していると別の女性のところに行ってしまった」などはなんとも生々しいですね(笑)

 

その後に作者が送った和歌には「悲しい」という言葉とともに、枯れかけた菊を添えています。

 

「蜻蛉日記」は物語の内容自体も高く評価されていますが、

素晴らしい和歌が多数収録されていることでも当時から絶賛されていました

 

現代まで残っている「百人一首」でも、今回のあらすじでご紹介した

なげきつつ ひとり寝(ぬ)る夜の あくるまは いかに久しき ものとかは知る

が収録されているほどです。

 

ちなみに、「蜻蛉日記」以降、女性が描く日記文学は広く人気が高まっていって、

「右大将道綱母」の姪にあたる「菅原孝標女(すがわらのたかすえのむすめ)」は「更級日記」を書き記しています

 

「蜻蛉日記」は現代語訳なら非常に読みやすいのですが、かなり長い文章ではあるので、

興味のある方はマンガでざっくりと読んでしまった方がいいかもしれません

 

漫画であれば、現代の女性にも非常におススメできます。

 

以上、『蜻蛉日記の【あらすじ・現代語訳・簡単な要約・読書感想文・解説】』でした!

最後までお読みいただきありがとうございました<(_ _)>

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